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マナーをおさらい! フォーマルシーンで使えるネックレス|パワーストーン・天然石に関するコラム記事

マナーをおさらい! フォーマルシーンで使えるネックレス

マナーをおさらい! フォーマルシーンで使えるネックレス

記事更新日

「光沢のあるものはNG?」
「サイズは決まっているの?」

結婚式やお葬式などの冠婚葬祭で身につけるアクセサリーには、場に応じたさまざまなマナーがあります。

特に悩みのタネはネックレス。装いの印象を左右する重要なポイントとなります。

このコラムでは、フォーマルシーンにふさわしいネックレスを紹介します。

目次
  1. フォーマルアクセサリーの基本マナー
  2. フォーマルネックレスに適したサイズ
  3. おすすめの素材
  4. おわりに

フォーマルアクセサリーの基本マナー

慶事のアクセサリー

アクセサリー

大切なのは、主役を引き立てること
結婚式・披露宴にお呼ばれすると、華やかなアクセサリーを身につけたくなりますよね。

輝きの強い宝石を多くあしらったネックレスをはじめ、花嫁より目立つアクセサリーは、実はマナー違反。

花嫁を連想させる白色のアクセサリーも避けましょう。白色でもパールのネックレスは、定番のフォーマルアクセサリーとして使用できます。

2連・3連ネックレスはNG?
2連や3連のネックレスはかつて、結婚を繰り返すことに通じるため良くない、という説もあったようです。

しかし現在では、喜びごとが重なる縁起の良いアイテムとして知られ、着用しても問題ありません。

時間帯によって異なるマナー
昼間着用するアクセサリーは、控えめな輝きのパールや天然石を選びましょう。理由は、写真撮影時に太陽光が反射するからです。

一方で夜は、キラキラと輝く宝石やスワロフスキーなど照明に映えるアクセサリーがおすすめです。

弔事のアクセサリー

アクセサリー

装いにより着用しない場合も
葬儀や法事に参列する際、和装では結婚・婚約指輪以外のアクセサリーを身につけるのはマナー違反です。洋装では、西洋にならってシンプルなネックレスが一般的ですが、着用しなくても大丈夫でしょう。

ネックレスとイヤリング(またはピアス)の両方を付けると華美な印象になり、どちらか一方にするのが無難。

イヤリングは揺れるデザインを避け、パールなどが1粒だけついたシンプルなテイストを選んでください。

パール以外の素材もOK?
弔事のネックレスといえばパールのイメージが強いですが、ジェットブラックオニキスオブシディアン(黒曜石)といった黒色の天然石も使用できます。

ただし、留め具はブラック・シルバー・ホワイトゴールドのような落ち着いたカラーがベターです。

ネックレスは1連
弔事では、2連・3連のネックレスは不幸が重なることに通じるため、使用できません。1粒タイプのネックレスも、チェーンの輝きが目立つので避けましょう。

フォーマルネックレスに適したサイズ

粒の大きさ

ネックレスの粒サイズにはっきりとした決まりはありませんが、8mm前後が一般的です。年齢によって似合うサイズが変わるといわれており、若い方は小さめ、お年を召した方は大きめの粒を選ぶとよいでしょう。

ネックレスの長さ

フォーマルな場で使用するネックレスは42cm前後。鎖骨にかかる程度の長さが基本となっています。これは、上品に見える最も格式高いサイズ(プリンセスサイズ)です。

結婚式では、親族であれば上記のサイズが一般的です。ゲストであればロングネックレスもよいでしょう。弔事では、悲しみが長引くことを連想するため、長めのネックレスは縁起が悪いとされます。

おすすめの素材

パール

パール

一人前の女性の証
ヨーロッパでは、古くから母親から娘にパールのネックレスを贈る習慣があり、パールは一人前の女性の証です。日本では、明治に世界で初めて養殖パールの生産が開始されたこともあり、正装時にパールを着用する習慣が広まりました。

シーンよって意味が変わる
気品ある輝きのパールネックレスは、冠婚葬祭いずれのシーンにもふさわしいジュエリーです。

結婚式では、切れ目なく円を描く形から、縁を結ぶ縁起物として。お葬式では、故人を悼む涙の象徴として着用されます。

フォーマルに適したパール
近年では技術の高まりにより、本真珠とほとんど遜色ない輝きのイミテーションパールが生み出されました。そのため、本真珠でなくとも真円形のパールであれば問題なく使用できます。

ただし正装時は、歪な形のバロックパールや綿製でシワ感があるコットンパールは控えてください。

カラーはホワイトが一般的です。慶事にはピンクやオレンジなどのカラーパールもおすすめ。弔事にはホワイト・ブラック・グレーのみ使用できます。

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ジェット

ジェット

伝統のモーニングジュエリー
喪の宝石と呼ばれるジェット。19世紀イギリスのヴィクトリア女王が、夫アルバート公の追悼で長年身につけていた宝石として有名です。

現在でも英国王室の正式なモーニングジュエリー(服喪中に着用する宝石)であり、日本の皇室もこれにならっています。

樹木の化石
ジェットは海底に堆積した木の化石。古くはアンバー(琥珀)の一種と考えられ、その名残で黒琥珀とも呼ばれています。

軽くて優しい質感が魅力
ジェット製のネックレスは比較的軽く、肩が凝りにくいといわれています。温もりのある優しい質感で、着用時の冷感が少ないことも魅力でしょう。

しっとりとしたブラックのジェットは、控えめな装いが求められるお葬式や法事のアクセサリーにぴったりです。

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おわりに

アクセサリー

フォーマルな場で着用できるネックレスの種類は、シーンによって異なります。マナーは大切な場において、相手を尊重し思いやる心を表現するためのもの。

その場にふさわしいアイテムを選び、お祝いやお悔やみの気持ちを誤解なく伝えられるようにしたいですね。

執筆者

天然石・パワーストーンブランド Pascle

パスクルは、天然石やパワーストーンの歴史・文化・魅力を届けるブランドです。「一期一会の飾るで彩りを」をコンセプトに、天然石の個性をさまざまな形で伝えるべく、価値ある情報を発信しています。

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