世界中で産出し、広く親しまれている水晶は、
実は成長過程で姿を変える面白い鉱物。
意外と知らない水晶の魅力をたっぷりとご紹介します。
クリア水晶
もっともポピュラーな水晶の姿。あらゆる運気を高めるという、パワーストーンの代表格。浄化アイテムとしても人気です。
クォーツ(クリスタル)という名前の由来は、ギリシア語のkrustallos(氷)から。透明感がある結晶を、昔の人は永久に融けない氷だと信じたのです。
ミルキークォーツ
パスクルではマダガスカル産を販売。内包物の影響で、半透明に成長した水晶です。名前のとおり、フワッと優しいミルクホワイトが特徴。パステルカラーの石と相性が抜群で、かわいい系のブレスレットづくりにおすすめです。
ムーンクォーツ
ヒマラヤ山脈のK2産が有名。ミルキークォーツの一種ですが、透明度はやや高め。月光のように青白い色合いが魅力です。印象は少しミステリアス。フワッとかわいく、ときにはクールに、幅広いデザインで活躍します。
インクォーツ
水晶が成長する過程で、ほかのさまざまな鉱物を取り込んだ姿。無色透明の水晶と違い、個性豊かな見た目をしているのが特徴です。コレクションにもおすすめ。
輝く針を、あるいは色鮮やかな植物を。氷に閉じ込めたような、幻想的な雰囲気を楽しめます。
ガーデンクォーツ
まるで草花のような色彩は、組成が違う複数の鉱物種によるもの。水晶に封じ込めた箱庭のように見えることから、ガーデンクォーツと呼ばれます。好みの姿と出会えるかは運次第。一期一会を楽しんで。
アメジストエレスチャル
成長過程で何層もの結晶が折り重なった水晶。なかでもアメジスト部分が多いものが、アメジストエレスチャルと呼ばれます。針状の内包物が見られることも多く、その美しさから「天使のギフト」といわれることも。
色付き水晶
本来は無色透明の水晶が、ほかの成分や天然の放射線の影響で有色になった姿。和名では色と合わせて「〇〇水晶」と呼ばれるのが一般的。
色ごとに違う天然石として扱われ、パワーストーンとしての意味もさまざま。クリアな水晶との組み合わせ相性も◎
アメトリン
和名は紫黄水晶。天然のアメジストとシトリンが合わさった珍しい石です。色の割合は一定ではなく、バイカラーが美しいものは特に希少。アメジストとシトリンの意味を併せもつ、ちょっと嬉しいパワーストーン。
ローズクォーツ
和名は紅水晶。特徴的な色彩は、チタンやアルミニウムなどによるもの。優しさを育むといわれ、恋愛運の石として人気です。ホワイトに近いものから、鮮やかな濃いピンクまで、好みにあわせて選べるのも魅力。
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