アクアオーラの鑑別aqua_aura
パスクルの『アクアオーラ』の鑑別書
鑑別機関:日本彩珠宝石研究所
鉱物種名 | 宝石名 |
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天然クォーツ | クォーツ |
その他 | 色相・透明度 |
表面虹彩被膜処理あり | 淡青色 透明石:表面被膜部の色 |
摘要 | |
裸石 | |
パスクル補足 | |
「水晶」を高温で加熱し、イオン化させた金を蒸着させた人工加工が施されておりますので、鑑別結果では「天然クォーツ」となります。 |
仕入れを行う際、連またはブレスレットの状態で入荷しております。
パスクルでは、入荷時の連またはブレスレットの中から、無作為でピックアップした粒を鑑別機関に依頼し、鑑別に出しております。
お客様へお届けする商品は、各石ごとに、鑑別に出したものと同仕入れ先の天然石を使用しております。
アクアオーラとは
『アクアオーラ』は自然界にある姿ではなく、水晶(天然クォーツ)に人工加工が施された石です。
シャボン玉のような可愛らしい輝きが特徴で、アメリカでもクリスタルヒーラーから人気があるようです。
その製法とは透明な「水晶」を高温で加熱し、イオン化させた金を蒸着させるというものです。
この特殊な製造工程はアメリカ合衆国の特許で保護されており、他の国には伝えられていないと言われております。
近年では、このオーラ加工の美しさが注目され人気が集まったため、水晶だけでなく、ローズクォーツやオニキス、ヘマタイトなど、ほかの天然石にもオーラ加工を施したパワーストーンが販売されています。
オーラ系ストーンの一例
- アクアオーラ
- 淡いブルーカラー・ダークブルー
- コスモオーラ
- 淡いバイオレットカラー・ブラック
- ゴールデンオーラ
- 淡いゴールドカラー
- ローズオーラ
- ローズクォーツにオーラ加工
- オニキスオーラ
- ブラックオニキスにオーラ加工
※『アクアオーラ』は水晶に特殊加工を施したもののため、アクアオーラという鉱物はございません。
オーラ系ストーンの種類
アクアオーラの産地
『アクアオーラ』は原産国は主にブラジル。加工はアメリカで行われております。
アクアオーラの品質・価値
天然石では、色が濃いものがより価値があるとされることが多くありますが、『アクアオーラ』は人工加工が施されたものです。
この加工方法は特殊で、アメリカ合衆国の特許で保護されております。そのため、アメリカ以外で加工された『アクアオーラ』はパワーストーンとしての価値はあまりないと言えます。
一方で、加工の工程によるものか、内部に多くのクラックが見られる場合もあり、しっかりとクラックのない(又は少ない)ものを厳選してブレスレットにしているショップは信頼できます。
【低品質】
【一般的な品質】
アクアオーラの本物・偽物
アクアオーラは人工的な加工が施されているので、よく似せた偽物というのは見られません。
しかし、ほかのオーラ系ストーンでブルーでないものが「アクアオーラ」という名称で販売されているケースもありますので、その点は注意しましょう。
※アクアオーラは、水晶のオーラ加工(蒸着)を施したストーンの中で、ブルーの色合いのものを指します。