ゴールドルチルクォーツの鑑別gold_rutilated_quartz

パスクルの『ゴールドルチルクォーツ』の鑑別書

鑑別機関:日本彩珠宝石研究所

鉱物種名 宝石名
天然クォーツ ルチルレイテッド・クォーツ
その他 色相・透明度
記載なし 淡黄色 半透明石:内包物の影響した色
摘要
孔口及び孔内壁に黄色~褐色の色素の付着あり
裸石
パスクル補足
「天然のルチルクォーツ」である確認が出来ました。

正式な宝石名は「ルチルレイテイッド・クォーツ」となります。

「摘要」のとおり、仕入れの際に通していた紐の色素が付着していましたが、染色等の人為的な処理は施されていません。

仕入れを行う際、連またはブレスレットの状態で入荷しております。
パスクルでは、入荷時の連またはブレスレットの中から、無作為でピックアップした粒を鑑別機関に依頼し、鑑別に出しております。

お客様へお届けする商品は、各石ごとに、鑑別に出したものと同仕入れ先の天然石を使用しております。

ゴールドルチルクォーツとは

「ルチルクォーツ」とは、「ルチル(金紅石)」と呼ばれる針状結晶を内包する「クォーツ」のことです。

ルチルとは二酸化チタンの結晶の鉱物です。
クォーツとは「石英」と呼ばれる二酸化ケイ素が結晶化してできた鉱物で、石英の中で無色透明なものを「水晶」と呼びます。

水晶の中に針状の結晶が見られるものは「ルチルクォーツ(針入り水晶)」と呼ばれています。

ルチルは屈折率がとても高く、「ダイヤモンド」を上回ります。

【屈折率】
ルチル:2.62~2.90
ダイヤモンド:2.42

屈折率とは、光の曲がる角度のことで、光が物質を透過するスピードを表します。屈折率が高いほど、光の透過スピードが遅いのでキラキラとした美しい輝きが見られるのです。

このルチルの輝きは「ルチルクォーツ」を見分けるポイントにもなります。

とても輝きが美しく、多くの女性を魅了する「ダイヤモンド」ですが、あの美しさは宝石の中で一番の屈折率を誇っています。

ではなぜ、ダイヤモンド以上の屈折率を持つルチルは宝石として扱われていないのか。それは、ルチル自体は透明でないため、宝石として扱いにくいからなのです。

古くから宝石とされていたわけではありませんが、結果としてパワーストーンブームの影響で、ルチルを内包したクォーツである「ルチルクォーツ」の美しさが評価され、ここまで人気のストーンになっていったのではないでしょうか。

ゴールドルチルクォーツの産地

「ルチルクォーツ」の主な産地はブラジル、オーストラリアです。

中でもブラジルのバヒア州のノボオリゾンテは「ルチルクォーツ」の主要な産地となっています。

ゴールドルチルクォーツの色

「ルチルクォーツ」と言えばゴールドカラーをイメージする方が多いのではないでしょうか?

その他にもブラックカラーやレッドカラー、ブラウンカラーも流通しています。

また同じゴールド系でも、針の太さによって表情は全く違って見えます。

ゴールドルチルクォーツの品質・価値

クォーツグループに属する宝石の品質は、すべて透明度が重要です。

「ルチルクォーツ」も同じく、透明度が品質を決める重要なポイントとなり、合わせて針の量・太さにも左右されます。低品質なルチルクォーツは、透明感が少ないために、白っぽく濁って見え、針もほとんど入っていません。

「ルチルクォーツ」のスタンダードなクォリティでは、針がたくさん入っているものが多く見られます。それはルチルクォーツが透明度を重視すると、とても高額になってしまうことに関係しています。

透明感が高ければ、金針が綺麗に見えます。どの天然石も最終的には選ぶ方の好みですが、金針が多く入ったものが好みの方は一般的な品質のルチルクォーツでも好みに合うと思います。しかし「美しいルチルクォーツ」という意味では、透明度が高く1本1本の針が綺麗に入った、高品質なルチルクォーツも「一見の価値あり」です。


「ルチルクォーツ」の最高品質といえば「タイチンルチルクォーツ」と呼ばれるものです。こちらは金針が通常の「ルチルクォーツ」よりも針が太いものをそう呼びます。

決して「タイチンルチルクォーツ」が高品質で「ルチルクォーツ」が低品質というわけではありません。ルチル(金針)が太いほど希少性が高いため、価値が高くなるのです。そのため「タイチンルチルクォーツ」の透明度の高いものとなれば非常に高額になります。

つまり「ルチルクォーツ」の価値は、まずは透明度。同程度の透明度であれば、次に針の太さ。透明度が高く針が太いほど価値が高まります。

  • 【低品質】

    【低品質】

  • 【一般的な品質】

    【一般的な品質】

  • 【高品質】

    【高品質】

ゴールドルチルクォーツの本物・偽物

「ルチルクォーツ」は高値で取引されるため、偽物も存在します。天然の水晶の部分を、人口ガラスや合成水晶で作られたものなどがあります。

合成水晶の中に、天然のルチルを入れて作ると、偽物か本物かは見た目では全く分かりません。また、天然石で「ルチルクォーツ」と似ているものには「ブラックトルマリンクォーツ(ブラックトルマリンインクォーツ)」です。

「ブラックトルマリンクォーツ」と「ブラックルチルクォーツ」は見た目が本当にそっくりです。

どちらも黒針の入った水晶なのですが、「ブラックトルマリンクォーツ」を「ブラックルチルクォーツ」として販売しているショップが多いです。名前は変えて販売しているけれども、説明に書かれている場合もありますが、何も記載がなく説明もない場合は注意してください。


「トルマリンクォーツ」か「ルチルクォーツ」かは簡単な方法で見分けることが可能です。

それは、ペンライトを当てる方法です。「トルマリンクォーツ」はぺンライトを当てても輝きは見られませんが、「ルチルクォーツ」の場合はペンライトを当てるとキラキラとルチルが輝きます。
これは上記「ルチルクォーツとは」でも述べた、屈折率に関係があります。

※必ずしも見分けられるわけではないので、あくまで1つの方法として覚えておいてください。


確実に本物と偽物を見分けるには鑑別を取ることをお勧めいたします。「ルチルクォーツ」は水晶に金針を含むため鉱物名は「クォーツ」となります。このクォーツが天然か人工かも大切な要因です。

「ルチルクォーツ」の宝石名は「ルチルレイテッド・クォーツ」になります。
※鉱物名や宝石名はパスクル依頼鑑別機関「日本彩珠宝石研究所」に準じています。

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