白檀とは?
香木の代表格
白檀(びゃくだん)はビャクダン科の常緑樹で、近くにある草木からも栄養を得る半寄生植物です。
特徴的な強い香りに浄化作用があり、インドでは古くから仏具や仏教儀式に用いられてきました。日本へは仏教とともに伝来し、現在でもお香や数珠に使われています。
殺菌や防虫の効果も期待でき、健康・美容などさまざまな用途で広く利用されています。
香りは徐々に薄れますが、時とともに深みを増す色艶を楽しめます。
白檀の歴史・言い伝え
釈迦を送った香り
インド全域に広くみられる白檀。釈迦を荼毘に付す際にも使用したといわれています。仏教とともに日本に伝来した後は、儀式・仏具に欠かせないものとして現代まで利用されてきました。
大成する人は幼少から優れているという意味の、「栴檀(せんだん)は双葉より芳し」ということわざがあります。この栴檀は、香り高い白檀のことを指すとされています。実際に白檀が独特の香りをもつには、数十年かかるといわれています。
こんな人におすすめ
心身に癒しがほしい人に
その強い香りから、手にした人を浄化する力をもつといわれる白檀。マイナスのエネルギーを清め、心身を癒す効果があるとされています。
白檀の色・種類
中心部は茶色で、端は薄いベージュです。
白檀の産地
インドやインドネシアなどで生育します。
取り扱い・お手入れについて
徐々に香りが薄れます。保管の際は、なるべく外気に触れないようにしてください。
天然木の性質上、急激な温度・湿度の変化によって割れることがあります。高温多湿・直射日光を避けるようにしてください。
データ
0月
石の名前 | 白檀(Sandal Wood) |
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和 名 | 白檀(びゃくだん) |
主な産地 | インド・インドネシア |
運 気 | - |