
モスコバイトMuscovite
温もりを感じさせるブラウンカラーが特徴のモスコバイト。
他の石にはない独特の色合いがあり、どこか可愛らしい印象を与えるパワーストーンです。
モスコバイトの基本情報
英名 | Muscovite |
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和名 | 白雲母(しろうんも) |
運気 | 健康・癒し |
色・特徴 | ダークピンク~レッドブラウン |
主な産地 | ロシア、中国など |
取り扱い | 比較的扱いやすい石です。濡れたままにはせず、汚れたときは、柔らかい布でやさしく拭いてください |
モスコバイトってどんな石?

アベンチュリンとよく似た鉱物
鉱物としてのモスコバイトは和名を白雲母(しろうんも)と言い、名前の通り本来は無色や白色をした鉱物です。この白雲母にマンガンが含まれることで赤色や茶色へ変化します。パワーストーンとして親しまれているモスコバイトは、このマンガンによって赤茶色になったものです。
モスコバイトの語源はこの鉱物がモスクワ経由でヨーロッパへ広まったことが由来しています。当時のモスコバイトは、ロシアにあるウラル山脈で産出されたものですが、これらは半透明の結晶だったようで、それらを窓ガラスの材料として愛用していたそうです。それから年月を経て、赤茶色のモスコバイトが他の鉱物にはない独自の色合いで人気を集め、パワーストーンとして親しまれていったようです。
よく似た鉱物としてアベンチュリンがあげられます。
モスコバイトにもアベンチュリンと同じようにアベンチュレッセンスと言う、キラキラした輝きが見られるものがあります。石に含まれる内包物に光が反射してキラキラと見えるようになっています。
マンガンを含んだ白雲母が赤や茶色に発色するのに対して、クロムを含んだ白雲母は緑色を発します。
アベンチュリンの緑色を発しているのは、このクロム雲母なのです。どちらの石も、雲母を含んでいますので、同じグループの鉱物ではありませんが、かなり近い関係にあると言えます。
モスコバイトに伝わる意味

心に安らぎを与えてくれる
モスコバイトは古くから、病気の治療などに用いられたようです。
この石を粉末にして摂取すると、内臓の病気を治すとされ漢方薬として用いられていました。
その名残からか、現在でも精神的な疲れを癒すとされ、リラックスのパワーストーンとして親しまれています。持ち主の緊張をほぐし、ストレスを緩和すると言われています。
こんなプレゼントにおすすめ

「リラックス」のお守りに
モスコバイトは、「緊張をほぐしてくれる」と伝えられます。
頑張りすぎる人や、気を緩めるのが苦手な人に良いお守りとなってくれるでしょう。
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