独山玉ってどんな石?
古くから愛される魔除けの石
独山玉(どくさんぎょく)は、中国の河南省南陽県の独山で産出する天然石です。古くから魔除けとして愛され、数珠玉にも使われてきました。
鉱物名としてはソーシュライトで、斜長石が熱水で変質したものです。緑簾石(りょくれんせき/エピドート)、絹雲母(きぬうんも/セラサイト)など、複数の鉱物が混ざり合っています。
独山玉に伝わる意味
やさしいグリーンが心を穏やかに
古来、魔除けとして身につけられることの多かった石。心身を癒し、心に平穏と柔軟性をもたらすとも伝えられています。
独山玉の歴史・言い伝え
古代中国でも愛された「チャイナジェイド」
落ち着きのあるやさしい色合いから、装飾品として親しまれてきました。色合いの似た翡翠の代用として用いられることも多く、日本では「中国翡翠(チャイナジェイド)」という流通名でも知られています。古代中国の宮廷では彫刻にも用いられ、開運の効果があるとされてきました。
鉱物名のソーシュライトは、発見者であるスイス人学者の名に由来します。
こんなプレゼントにおすすめ
仕事の成功を願って
仕事運を高めてくれるといわれる独山玉。就職・昇進・起業などのお祝いにぴったりです。
「お疲れさま」の気持ちを込めて
深い森のような緑色が、心身をリラックスさせてくれるでしょう。頑張りすぎてストレスをためてしまう人に。
独山玉のカラー・種類
翡翠に似た、緑・黄緑・白がベースのマーブル模様です。濃淡には個体差があります。
独山玉の産地
独山玉と呼ばれるのは、主に中国河南省南陽県の独山で産出したものです。ソーシュライトの産地としては、アメリカ大陸やインドも知られています。
取り扱い・お手入れについて
硬度が低いため、ぶつけたり擦ったりしないよう、取り扱いに注意してください。