ペトリファイドウッドの特徴や意味、歴史などを調べられます。

ペトリファイドウッドってどんな石？

化石化した太古の植物

ペトリファイドウッドは和名を珪化木（けいかぼく）といいます。名前や見た目から想像がついてしまうかもしれませんが、太古の植物が化石化したものです。地中に埋もれてしまった樹木に、珪酸が浸透していき、何億年もの時を経て化石へと変化していきます。もともと樹木からできていますが、既に化石化しているため、木のように軽いわけではありません。

色合いは、ブラウンだけでなくイエローやオレンジ、ベージュなどさまざまです。それはベースとなっている樹木の種類や、化石化していく過程で含まれる成分によって色合いが変化するためです。そのため、ペトリファイドウッドは、木目の模様もを含めて、一つひとつが実にさまざまな表情を見せてくれる天然石です。ペトリファイドウッドのみを繋げて作ったシンプルなブレスレットも、さまざまな色合い、質感や天然由来の美しさが味わい深い魅力を感じさせてくれます。

アメリカのアリゾナ州にある化石の森国立公園は、多くの化石が展示されている公園で、観光スポットとしても人気です。そのなかには古いもので2億年以上前のペトリファイドウッド（珪化木）がみられます。

ペトリファイドウッドに伝わる意味

自然の癒し

古代の樹木から生まれるペトリファイドウッドは、自然の力を感じさせてくれることで、心身ともにリラックスさせ、健康運を高めてくれるといわれています。また、この石が樹木が長い年月を経て固まって（化石化）できたことから、持ち主を固い意志が持てるように導いてくれるとされ、自分が決めた目標や道を進むサポートをしてくれるとも伝えられています。

こんなプレゼントにおすすめ

健康のお守りに

ペトリファイドウッドは健康運を高めてくれると伝わるパワーストーンです。
ご家族やご両親に、健康を願ってプレゼントされるのがおすすめです。

ペトリファイドウッドのカラー・種類

ペトリファイドウッドは、ブラウン、イエロー、オレンジ、ベージュなどの色合いが見られます。

ペトリファイドウッドの産地

ペトリファイドウッドは世界中から産出されます。
主な産地はブラジル、アメリカ、マダガスカルなどです。

取り扱い・お手入れについて

ペトリファイドウッドは汗や水分にあまり強くないとされています。少し濡れてしまう程度は問題ありませんが、アクセサリーなどで着用される場合には、こまめに汗や汚れを拭き取るようにしましょう。