ヌーマイトの特徴や意味、歴史などを調べられます。

ヌーマイトってどんな石？

太古の自然が作り出した鉱物

ヌーマイトは、1982年に発見された比較的新しい鉱物です。しかしこの鉱物は一説によると、約30億年前に形成されたといわれています。地球が誕生したのが46億年前なので、気の遠くなるような年月を経て現代に生まれた太古の石です。

発見場所であるグリーンランドのヌーク地方に因んでヌーマイトと名づけられました。発音はさまざまなようで、ニューマイト、ヌーミットと呼ばれることもありますが、一般的にはヌーマイトがもっとも浸透しているようです。

一見すると真っ黒の石のようにも見えますが、ほかの黒色のパワーストーンと異なり、光の角度によってゴールド、ブルー、グリーンなどの独特の輝きが見られます。ムーンストーンがもつシラーのようにも見える場合もありますが、まったく別種の鉱物です。

ヌーマイトはしっとりした質感を持ち、ランダムな色合い・輝きが美しく、ビーズ加工やルース加工の商品が多く見られます。ほかの石では見られない独特の質感、輝きをもつヌーマイトは、まさに太古の天然石といった印象です。

ヌーマイトに伝わる意味

自然の癒し

ヌーマイトは、太古の地球で作られた鉱物だとされていることから、持ち主の古くから抱える不安や恐怖などのマイナスイメージを緩和してくれると伝えられています。

トラウマになってしまっている経験や感情ををリセットするのではなく、それらの原因を考え、同じ過ちや道を進んでしまわないように自分をコントロールする力を貸してくれるといわれています。そのため、悪い出来事が起きないようにと願って、魔除けのお守りや精神的なリラックスのお守りとしておすすめのパワーストーンです。

こんなプレゼントにおすすめ

リラックスのお守りに

ヌーマイトは恐怖や不安などの感情を緩和することで、自分に向き合う力になってくれるといわれます。
ついつい頑張りすぎて疲れてしまう人への贈り物にも、おすすめのパワーストーンです。

ヌーマイトのカラー・種類

ヌーマイトは黒色の石のなかに、金色、青色、緑色などのさまざまな色の輝きが見られます。

ヌーマイトの産地

ヌーマイトは主にグリーンランドで産出されていましたが、産出量が少ないため希少になってきています。現在は中国産が多く見られますが、これらも産出量が多いわけではないようで、ヌーマイト自体が希少な天然石としても注目されています。

取り扱い・お手入れについて

ヌーマイトは、紫外線に弱いとされています。普段のお出掛け程度では問題ありませんが、直射日光の当たる場所での保管などは避けましょう。