スティヒタイト (Stichtite)
チャロアイトと似たように、鮮やかな紫色を持つスティヒタイト。
優しい色合いと、天然石らしい質感が注目されているパワーストーンです。
スティヒタイトってどんな石?
粘土鉱物の一種
スティヒタイトは少しピンクがかった紫色が特徴的です。
美しい色合いを持っている鉱物ですが、硬度が低いためでしょうか、宝石としてはあまり認知されているとは言えないでしょう。しかしマットな質感や、鮮やかな色合い、そして天然石由来のナチュラルな美しさが評価され、パワーストーンとして注目されてきています。
スティヒタイトは、粘土鉱物の一種であるハイドロタルク石グループに属しています。粘土鉱物というだけあって、硬度は1.5~2とかなり低めになっています。優しく扱ってあげる必要がある天然石ですね。
スティヒタイト自体は、流通量が少ないものの、世界中のあらゆる地域で産出されている鉱物です。産出される際、緑色の鉱物であるサーペンティン(蛇紋石)と共生した塊状で見つかります。紫色のスティヒタイト、緑色のサーペンティンが混ざり合った姿は、なんとも不可思議な魅力を持ち、天然石愛好家からは、「スティヒタイトインサーペンティン(別名アトランティサイト)」の名称で親しまれています。
ビーズ加工などで流通しているスティヒタイトは、このスティヒタイトインサーペンティンから、スティヒタイト(紫色)の部分だけを加工して作られています。
スティヒタイトに伝わる意味
平和をもたらす石
スティヒタイトは、平和をもたらす石だといわれています。
家族や友人のような周りの人々に対して、敬意を払い愛情をもって接することで、お互いが助け合えるような人間へと成長させてくれると伝えられています。愛情表現、コミュニケーションが苦手という方には、良い人間関係を築いていくお守りになってくれるパワーストーンです。
こんなプレゼントにおすすめ
「良い人間関係」のお守りに
スティヒタイトは良い人間関係を築く手助けとなってくれると伝えられています。
就職やお引越しなど、新しい環境に変化する際など、良いお守りとなってくれるかもしれません。
スティヒタイトのカラー・種類
スティヒタイトは鮮やかな紫色です。
スティヒタイトの産地
スティヒタイトは原産地であるタスマニアを始め、南アメリカ、ナミビア、ニュージーランドなどで産出されています。
取り扱い・お手入れについて
スティヒタイトは硬度が低い石です。衝撃にも弱いのでぶつかったり、擦れたりしないように取り扱いに注意しましょう。また水、汗に弱いわけではありませんが使用後や流水で洗う場合には、水分をしっかりと拭き取るようにしましょう。