レモンクリソプレーズの特徴や意味、歴史などを調べられます。

レモンクリソプレーズってどんな石？

実はクリソプレーズではなく…

レモンクリソプレーズという名前ですが、実はクリソプレーズではありません。発見当時に、独特のイエロー、グリーンの色合いから、クリソプレーズの一種だと思われていました。そのためレモンクリソプレーズという名前で流通し始めたのですが、後にクリソプレーズとは異なる鉱物だということが判明しました。実際には、マグネサイト（菱苦土石）、ガスペイト（菱ニッケル鉱）、クォーツ（石英）が混ざり合った鉱物であり、「ガスペイトマグネサイトクォーツ」などとも呼ばれます。しかし、複数の鉱物が混ざり合っていることや、わかりやすい名称がなかった為か、現在でも「レモンクリソプレーズ」の名前で親しまれています。

鉱物中に含まれるマグネサイト、ガスペイトの比率によって、イエロー寄り、グリーン寄りの色合いに変化します。初めて見た時には、着色による色合いにも感じてしまうほど綺麗な色を発していますが、これらの成分によって生まれる天然色である点が魅力的です。パステルカラーのカラーストーンとの組み合わせも相性が良く、カラーブレスレットなどのデザインに重宝されます。

レモンクリソプレーズに伝わる意味

寛大な心を育む

レモンクリソプレーズは、感情の起伏を安定させてくれるといわれています。悲しみや不安以外にも、怒りも鎮めるとされ、落ち着いた気持ち・感情をもたらします。そして、寛大な心で人と接することができるようになるといわれ、恋愛やお仕事などにおけるコミュニケーションのお守りとしても期待されています。

人の言動や行動にイライラしてしまう。
人付き合いがとてもストレスに感じてしまう。

こういった人のお守りにオススメできるパワーストーンです。

こんなプレゼントにおすすめ

「コミュニケーション」のお守りに

レモンクリソプレーズは寛大な心を育んでくれるといわれています。
職場や恋愛で、良い関係を築けるようにと願って贈られるのがオススメです。

レモンクリソプレーズのカラー・種類

レモンクリソプレーズは、淡いイエローグリーンの色合いです。含まれる成分によって、グリーンが濃いものやイエローが濃いものも見られます。

レモンクリソプレーズの産地

レモンクリソプレーズは主にオーストラリアで産出されています。

取り扱い・お手入れについて

レモンクリソプレーズは硬度が低いため、衝撃に弱い性質です。ブレスレットとして着用される場合には、衝撃を与えないように注意しましょう。また変色の恐れがありますので、直射日光のあたる場所には保管しないように気をつけましょう。