ライオライトってどんな石?
火山岩の一種
ライオライトは、和名を「流紋岩(りゅうもんがん)」といい、オブシディアンと同様に火山岩の一種にあたります。名前はギリシャ語で「溶岩の流れ」を意味する「rhyax」、「石」を意味する「lithos」に由来しているとされ、ドイツ人の地理学者であるフェルディナント・フォン・リヒトホーフェン氏によって命名されました。名前にも含まれている通り、ライオライトの独特の模様は、溶岩の流れによって生まれているようです。
流紋岩自体は、白色や灰色などのスタンダードなカラーのものがほとんどです。しかしパワーストーン・天然石などで流通しているライオライトは、主にグリーンカラーがベースになっているもの、レッドもしくはブラウンがベースになっているような色彩です。いずれも複数の鉱物(色)が混ざり合っており、斑点模様やマーブル模様、花柄に見えるものなど、天然鉱物特有の味わい深い魅力を持っています。
ライオライトの色合い・模様はユナカイトと良く似ています。どちらも一つ一つが様々な表情を持つ天然石ですが、ユナカイトの方がグリーン、オレンジの色合いが鮮やかに見られ、ライオライトの方が少し落ち着いた色合いの印象です。
ライオライトに伝わる意味
探究心を育む
ライオライトは、持ち主の探究心を育むことで、あらゆるモチベーションを高めてくれるといわれています。探究心が生まれることで、何かに対して関心を抱き、創造力、行動力へも繋がっていきます。そのため自己の成長や変化を求めている人や、目標に向かうモチベーションを高めたい人のお守りにピッタリです。
ライオライトの歴史・言い伝え
ライオライトという鉱物自体は、1860年に前述の通り、ドイツ人の地理学者であるフェルディナント・フォン・リヒトホーフェン氏によって命名されました。しかしそれ以前から人々の生活で用いられることがあったようで、古い言い伝えだと、古代エジプトではマラカイトと同様に、ライオライトを粉末状に加工することで、アイラインなどの顔料として利用されていたと伝えられています。
こんなプレゼントにおすすめ
「目標達成」のお守りに
ライオライトは夢や目標を達成する力になってくれるといわれます。
受験勉強や、お仕事での目標達成のお守りに良いパワーストーンだと言えます。
ライオライトのカラー・種類
ライオライトは、グリーン、ブラウン、イエローなどが混ざり合っています。
ライオライトの産地
ライオライトはアメリカ、オーストラリアから産出されています。
取り扱い・お手入れについて
ライオライトは汗や水分にあまり強くありません。水洗いなどは適していませんので、アクセサリーなどで着用される場合には、定期的に汗や汚れを拭き取るようにしましょう。
データ
0月
石の名前 | ライオライト(Rhyolite) |
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和 名 | 流紋岩(りゅうもんがん) |
主な産地 | アメリカ、オーストラリアなど |
運 気 | 願望成就 |