カート

マンモスアイボリーの特徴や意味、歴史などを調べられます。

12時までのご注文で最短翌日にお届け 10,000円以上のご注文で送料無料

鑑別書一覧

パワーストーンの組み合わせ・相性チェック

パワーストーンコラム

マンモスアイボリー

マンモスアイボリー (Mammoth Ivory)

マンモスアイボリーのトップページへ

悠久の時を経て、氷に閉ざされた大地から姿を現したマンモス。
その牙の化石は象牙(アイボリー)に似ることから、マンモスアイボリーと呼ばれます。
乳白色の優しい色味と滑らかな質感をもち、宝飾品の素材としても珍重されています。

パワーストーン・オーダーメイドアプリ

マンモスアイボリーを使用したアクセサリー

マンモスアイボリーのアクセサリー一覧

マンモスアイボリーってどんな石?

マンモスアイボリー

氷原の覇者マンモスの牙

マンモスアイボリーは、今から400万年~1万年前に生息していたマンモスの牙の化石です。
主に北極圏の永久凍土から発掘され、完全な肉体を残したまま冷凍状態で見つかることもあります。
太古の地球と生物の歴史を現代に伝えてくれる貴重な証人といえるでしょう。

マンモスのシンボルである巨大な牙は、上顎の側切歯が変化したもので、一生伸び続けました。
全長3~5メートルと、けものの歯の中では最大の大きさです。

マンモスは長鼻目ゾウ科マンモス属の大型哺乳類で、現生するゾウの直接の祖先ではありません。
マンモスとゾウの牙は非常に似ていますが、成分と構造にわずかな違いがみられます。
両者は、紫外線照射時の蛍光特性の違いや、横断面にみられる独特のひし形模様の交差角度(シュレーゲル角)の差によって見分けられます。
加工製品の場合、模様が見えないことが多く、肉眼での判別は困難です。

ゾウを保護するため、ワシントン条約によって象牙の輸出入は禁じられています。
一方、すでに絶滅しているマンモスの牙については、制限が設けられていません。
近年では、マンモスの牙を装った象牙の密輸を防ぐ目的で、マンモスアイボリーの取引を規制しようとする動きもあります。
そのため、将来マンモスアイボリーは入手困難になるかもしれません。

マンモスアイボリーに伝わる意味

マンモスアイボリーの意味

パワフルさを象徴

マンモスは非常に力が強く、頑丈な身体をもつ生き物でした。
マンモスアイボリーも強大なパワーや生命力を象徴しています。

また、中国ではマンモスアイボリーが魔を祓い富や幸運をもたらすお守りとして親しまれています。

マンモスアイボリーの歴史・言い伝え

さまざまな伝承を生んだ謎の化石

モンゴル人の先祖タタール人は、マンモスの牙を地下に住む巨大なウシの牙と考えていました。
この大地の下に住むものを意味するタタール語ママントウ(mammamtu)がロシアに伝わり、マンモスの語源となった説があります。

中国でもマンモスの牙や骨は、地中に住む陰鼠という巨大生物や龍など、空想上の動物の一部と考えられていました。
漢方薬の原料である龍骨は、マンモスを含む古代生物の化石を粉砕したものです。古代から不老長寿の薬として伝わり、現代でも精神安定の薬として使用されています。

ヨーロッパでも古くからマンモスの化石が発見されていましたが、巨人や怪物の骨として伝わりました。
15世紀にオーストリア皇帝に献上され、シュテファン大聖堂に飾られた巨人の骨は、分析によりマンモスの骨と判明しています。
一説には、ギリシャ神話に登場する単眼巨人キュクロプスは、マンモスを含む古代ゾウ化石の鼻腔をひとつの巨大な眼窩と勘違いしたことで生まれたといわれています。

このように、マンモスは謎の巨大生物として世界各地でさまざまな伝承を生みました。

マンモスの化石が本格的に研究されるようになったのは、17世紀以降のことです。
フランスの博物学者キュビエは、現生ゾウの骨格との比較研究を行い、1796年にマンモスが古代に絶滅したゾウの一種であることを明らかにしました。
その後、シベリアの永久凍土で全身の肉体を残したマンモスが次々と発見されるようになり、現在も研究が進められています。
とくにマンモスの一生の記録をもつ牙は、生態を知るための重要な手掛かりです。

こんなプレゼントにおすすめ

プレゼント

魔除けのお守りに

マンモスアイボリーには、ネガティブなエネルギーを跳ね返す力があるといわれています。
邪悪なものや災厄から身を護るお守りとしておすすめのストーンです。

健康のお守りに

マンモスは屈強な身体と強い生命力をもつ生き物であり、その化石は古くから不老不死の仙薬とされていました。
活力がほしい、健康を維持したいと願う方に、マンモスにあやかったお守りとしてプレゼントするとよいでしょう。

マンモスアイボリーのカラー・種類

色合いは象牙に似た黄味がかった白色や、茶色がほとんどです。
希に土壌のミネラルが浸透して青く色づいたものがあります。

粒によっては独特のひし形模様や、年輪のような模様がみられます。

マンモスアイボリーの産地

主にロシア(シベリアの永久凍土)

取り扱い・お手入れについて

マンモスアイボリーは湿気や乾燥によって劣化することがあります。
着用後は、柔らかい布で優しく拭いてお手入れするとよいでしょう。
水洗いはおすすめできませんが、汚れのひどいときはぬるま湯で優しくこすり、しっかりと水分を拭きとって乾かしてください。
また、極端な温度変化を避け、直射日光が当たらない場所で保管してください。

データ

0月マンモスアイボリー

石の名前 マンモスアイボリー(Mammoth Ivory)
和 名 マンモスアイボリー
主な産地 ロシア
運 気 -

「マンモスアイボリー」とその他の石の相性を調べる

マンモスアイボリーを使用したアイテム一覧をみる