ゴールドストーン (Goldstone)
赤茶のベースカラーに金色のキラキラがみられるゴールドストーン。
ストーンと名前についていますが、正しくは人工ガラスの一種です。
- ゴールドストーンってどんな石?
- ゴールドストーンに伝わる意味
- ゴールドストーンの歴史・言い伝え
- こんなプレゼントにおすすめ
- ゴールドストーンのカラー・種類
- ゴールドストーンの産地
- 取り扱い・お手入れについて
ゴールドストーンってどんな石?
偶然生まれた芸術品
ゴールドストーンは前述の通り、石ではありません。人工的に作られているガラスの一種なのです。
宝石やパワーストーンには、琥珀や珊瑚などのような鉱物以外も含まれており、このゴールドストーンも人工石(ガラス)ですが、それらの一部として親しまれています。※ただし「天然石」という言葉は正しくないと言えるでしょう。
イタリアのガラス工房で生まれたそうなのですが、偶然によるものだと伝えられます。
溶解したガラス材料の中に、誤って銅の鍋を落としてしまったところ、大変美しいガラス作品が完成したために、製品化したといわれます。
そんな偶然から生まれたゴールドストーンですが、その美しさが認められ、宝石やパワーストーンとして世界中で親しまれています。
ゴールドストーンに伝わる意味
出会い・チャンスを引き寄せる
ゴールドストーンは、良い出会いを引き寄せることでチャンスを与えてくれると言われています。
出会いは人に限らず、物や場所などもあるそうです。
新しい出会いは人にインスピレーションを与えます。そこから新たな目標が見つかったり、何かを創造できたりと、様々な可能性へと繋がります。人生をポジティブに考えている人には、良いお守りとなってくれるかもしれません。
●天然じゃないのにパワーがあるの?
ゴールドストーンは天然の石じゃないのにパワーがあるの?と思われる方も多いと思います。
パワーストーンの意味として伝えられるものには様々な種類があり、その石が持つ歴史や名前、色などの要因から伝えられています。なんとなく「天然」と言われると神秘的でパワーを感じやすいために上記のような疑問を多くの人が抱いていますが、「天然」ではないパワーストーンには意味がない、というわけではないようです。
個々の石に対して、その美しさや云われから魅力を感じるのかどうか、そして自分の気持ちや感覚に少しでもインスピレーションがあれば、それはパワーストーンと言えるのかもしれません。
ゴールドストーンの歴史・言い伝え
ルネッサンス時代より
ゴールドストーンの歴史は古く、ルネッサンス時代のイタリアで生まれたと伝えられます。
前述の通り、偶然から生まれた作品だったそうですが、当時のヨーロッパでは、現代のパワーストーンのように、様々な石の神秘的な効果に注目が集まっていたようで、ゴールドストーンもその一つとして親しまれたようです。
こんなプレゼントにおすすめ
「良い出会い」のお守りに
ゴールドストーンは「良い出会い」を引き寄せてくれると言われています。
転職や新社会人の方など、新しい環境が始まる人のお守りにピッタリのパワーストーンです。
ゴールドストーンのカラー・種類
ゴールドストーンはベースが赤茶色でゴールドのラメがキラキラと見られます。
別カラーにはブルーゴールドストーンと呼ばれるものもあり、こちらはダークブルーがベースカラーになっています。
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ゴールドストーンベースが赤茶色のスタンダードなゴールドストーン。キャラメルのような可愛い色合いにキラキラした輝きが他の石では見られない魅力です。
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ブルーゴールドストーンこちらはベースカラーがダークブルー。ゴールドストーンと比べると男性好みな色合いですが、黒色に近いので、色々な石と組み合わせやすいです。
ゴールドストーンの産地
主にイタリア・中国などで生産されています。
取り扱い・お手入れについて
ゴールドストーンはガラスなため、ぶつけたり擦れたりしないように気をつけましょう。色あせの心配はありませんので、扱いやすいパワーストーンです。