ヴァーダイト (Verdite)
森林のような濃いグリーンカラーに、天然らしい独特の模様が見られます。
限られた一部の地域でしか産出されないため、希少石として注目されています。
ヴァーダイトってどんな石?
南アフリカの伝統的な石
ナチュラルで美しいグリーンカラーを持つヴァーダイト。
南アフリカの一部地域でしか産出されない鉱物で、現地ではお守りや装飾品としても永く愛されてきた天然石です。現地では「グリーンゴールド」とも呼ばれているようです。
緑色を発する原因は、アベンチュリンなどと同じくクロム雲母が含まれているためです。南アメリカのジンバブエで発見された時から緑色であったために、「青々とした、緑色の」を意味する"verdant"に由来してヴァーダイトと命名されました。
ジンバブエでは特に美しいヴァーダイトが産出されると言われ、上質なものでは鮮やかな緑色にほんのりと透明感も見られ、まるでエメラルドのような美しさを持ちます。しかし硬度が低いことから、エメラルドやペリドットのように宝石に加工されることは少なく、そのためか他のグリーンの宝石と比べるとあまり知られていないのが現状です。
逆に硬度が低い点を生かして、アフリカではゾウやサイなどの動物をモチーフにした芸術的な彫刻作品も多く、ヴァーダイト特有の美しいグリーンが活きた数々の作品が作られています。
ヴァーダイトに伝わる意味
知恵・思考力を高める
ヴァーダイトは唯一の産地である南アフリカにおいて、古くから多くのパワーが信じられていたようです。
シャーマン達は解毒や中毒症状などでの病気の治療にこの石を用い、そしてこの石からは太古の知識が得られるとされ重宝されてきました。
現在でも、精神を安定させることで知恵や思考力を高めるパワーストーンとして伝えられています。また対人関係においても、友情や絆を深めてくれると言われることから、主にお仕事でのお守りとして人気を集めています。
こんなプレゼントにおすすめ
お仕事のお守りに
ヴァーダイトは、思考力を高めたり、人間関係を円滑にしてくれるといわれています。
様々なお仕事で当てはまるパワーストーンですので、お守りとしてのプレゼントにピッタリです。
ヴァーダイトのカラー・種類
ヴァーダイトは濃いグリーンカラーに、独特の天然模様が見られます。
ヴァーダイトの産地
ヴァーダイトは南アフリカの一部地域(ジンバブエなど)でのみ産出されています。
取り扱い・お手入れについて
ヴァーダイトは硬度が低い石です。衝撃にも弱いのでぶつかったり、擦れたりしないように取り扱いに注意しましょう。また水、汗に弱いわけではありませんが使用後や流水で洗う場合には、水分をしっかりと拭き取るようにしましょう。