ギベオンってどんな石?
宇宙から飛来した隕石パワーストーン
ギベオンは、ギベオン隕石(Gibeon meteorite)とも呼ばれ、宇宙から飛来した鉄隕石です。ナミビア共和国のギベオンという地域で発見されたことから、この名前で呼ばれています。
このギベオンが、宇宙から飛来した鉱物である最大の証明が「ウィドマンシュテッテン構造」にあります。ギベオンを切断し、酸によって表面加工(エッチング)を行なった上で研磨すると、無数の雪の結晶のような模様が浮かび上がります。オーストラリア人の科学者ベッカー・ウィドマンシュテッテン氏が1808年に発見したことからこの構造を「ウィドマンシュテッテン構造」と呼びます。
※ただし、1804年にG・トムソン氏が先にフランス語の論文を発表していたことがわかっています。
この構造は、現在のところ人工的に作ることが不可能だとされているため、ギベオンが本物である証明が可能だといわれています。
パワーストーン等のラウンドビーズで販売されている一般的なギベオンは美しい銀色をしていますが、これは表面をロジウムコーティングしている状態です。他にもゴールドやピンクゴールドにコーティングされたギベオンも販売されています。
ギベオンに伝わる意味
「変革をもたらす石」
ギベオン隕石は、宇宙の彼方で強力なエネルギーと気が遠くなるほどの時間とを経て生成されたと考えられています。 その為、地球上の鉱物では得られないような、意識の改革や価値観の変革を後押ししてくれると言われています。また意識を強め、自立を促す意味があるといわれていますので、地に足を着けて行動できる力になってくれるでしょう。
ギベオンの歴史・言い伝え
太古の地球に飛来した隕石
ギベオンは、4億5千万年前に地球に飛来したといわれていますが、ギベオン隕石として発見されたのは、ヨーロッパ人によって「1836年」にナミビアで発見されたといわれています。(現地人には、もっと古くから槍などの武器を作るのに使用されていたようです。)
こんなプレゼントにおすすめ
「お仕事」のお守りに
ギベオンは意識を強めたり行動力を高めるといわれていますので、お仕事運のお守りにおすすめです。
経営者にもオススメのパワーストーンとしても評価されています。
ギベオンのカラー・種類
定番カラーのギベオンは、シルバー(ロジウムコーティング)です。他にもゴールド、ピンクゴールドにコーティングされたギベオンも販売されています。
ギベオンの産地
太古の昔、ナミビアに落ちたギベオン隕石ですが、現在ではもうナミビアにはないといわれています。 現在は産出されることがない為、枯渇が懸念されているパワーストーンの一種です。
取り扱い・お手入れについて
ギベオンは、この独特の模様を美しく魅せる為、表面にロジウムコーティングが施されています。長く使っていると表面のコーティングが剥げてきますので、再コーティング等の対応をしてもらえるか、店舗に確認して購入するように気をつけましょう。