サンストーンを使用したブレスレット
サンストーンの粒売り/バラ売り販売
サンストーンってどんな石?
ムーンストーンの対となる石
サンストーンはムーンストーンと同じ長石グループに属している鉱物です。
和名を「日長石(にっちょうせき)」といい、月のように見えるムーンストーン(月長石)とは対照的にオレンジ色にキラキラした特徴を持つことから、太陽に見立ててこの名前が付けられました。
またサンストーンには「ヘリオライト」という別名もあり、古代ギリシャ語で太陽を意味する「ヘリオ」と、石を意味する「リトス」から由来しています。上質で美しいものは透明感があり、石の中にキラキラした虹色の輝きがしっかりと見られます。
この輝きは鉱物の中に含まれる細かな内包物に光が反射しているからであり、アベンチュレッセンス効果と言います。この効果からアベンチュリン・フェルドスパーとも呼ばれます。
サンストーンは産地によって様々な特徴を持っているため、通常は赤みがかったオレンジ色ですが、
それ以外にもグリーンやピンクなどの色も存在します。独特の輝きを持ちながら、こういった変種も多岐にわたることから宝石・ジュエリーとしても人気を博しています。
サンストーンに伝わる意味
「自信」をもたらす石
サンストーンは、文字通り「太陽の石」です。
パワーストーンとしての意味も太陽の輝きに由来して、持ち主に明るいエネルギーをもたらすと言われています。
明るいエネルギーとは、「熱意」や「やる気」などの前向きなものも含まれていますが、他のポジティブなパワーストーンと違った点は、「自信」です。サンストーンは持ち主が自分自身に対する「自信」を得られる力になってくれると言われているのです。
自信を得るためには「不安」と向き合う必要があります。不安なことに対して、それらを理解し、挑戦し、学び、そしてそこから得たものを自分の知識、経験として取り入れるのです。
このように不安の根本となる物事に対する知識を得たり、アクションをすることが「自信」に変わっていきます。また「思い込み」も大切だとされています。自分がその過程で何を得たのか?自分の価値は?これらをポジティブにとらえながら解釈していくことで、それらの積み重ねが大きな「自信」を築き上げていきます。
このように自信を得るには、ポジティブな考えや行動が必要になってきます。サンストーンがもたらす太陽のような明るい輝きを感じ、物事に前向きに行動していくことで、本当の意味で自立するきっかけとなってくれるかもしれません。
サンストーンの歴史・言い伝え
バイキングの伝説の石は「サンストーン」と言われています。
今から約1000年前、西ヨーロッパを中心に略奪、交易で名を馳せた「バイキング」と呼ばれた人々。多くの人がご存知なのではないでしょうか。
バイキング=海賊のイメージを持っている人も多いかもしれませんが、実は彼らの収益の大半が交易によるもので、航海の目的は交易の為だったようです。優れた商売センスと航海術を持っていた彼らが「ある石」を航海に用いていたと言われています。
その石をバイキング達が「サンストーン」と呼んでいたと伝わっているのです。
バイキングはこの石を使って太陽の方角を確認し、羅針盤の変わりに使用することで優れた航海術を発揮していたと言うのです。
しかしこのサンストーンは現代で流通しているサンストーン(日長石)ではなく、実際にはカルサイト(方解石)、別名アイスランド・スパー。またはアイオライトだったと言われています。
これらの石が実際に羅針盤代わりに使用できることは、近年の研究結果で判明しています。実際に「カルサイト」「アイオライト」「トルマリン」などは複屈折性がある結晶であり、いずれも太陽の位置を読み取ることに利用できます。
バイキングがどの石でどの程度正確に偏光方向を読み取っていたのか。
現在も研究中のようです。
こんなプレゼントにオススメ
「お仕事」のお守りに
サンストーンは、持ち主の「自信」を得る力になってくれると言われています。
お仕事やスポーツで「成功できるように」と願ってお守りとしても良いですね。
サンストーンのカラー・種類
サンストーンは、主に赤みがかったオレンジ色のものが流通しています。石の中に含まれる内包物に光が反射することで、キラキラとした輝きが見られます。グリーンやピンク色のサンストーンも見られますが、上質なものはとても希少です。
サンストーンの産地
サンストーンの産地はインド、マダガスカル、チベット、アメリカ、タンザニアなどです。
中でもアメリカのオレゴン州では、明るいオレンジ色から真紅や緑色など様々な色合いのものが見つかり、多くのサンストーンが産出されています。
取り扱い・お手入れについて
サンストーンは汗によって退色してしまう恐れがあります。。着用した後は柔らかい布で拭き取って、綺麗に保ってあげるようにしましょう。