パスクルのこだわり ~ブレスレットのゴムについて~

長期使用したささくれオペロン

いつもパスクルをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
今回は、パスクルの独自の“こだわり”について、改めまして皆さまにご紹介いたします。

ブレスレットは、どうやって作られている?

2つの素材

どんなブレスレット作りにも欠かせない紐素材ですが、同じブレスレットのなかでも、ミサンガなどには綿・ポリエステルの紐などが使用されます。
数珠や数珠タイプの天然石ブレスレット作りには、ゴムのような伸縮性のある紐素材が使用されるのが一般的です。

その理由は・・・
・伸縮性があるので、着脱が簡単である
(基本的にパワーストーンは、入浴時には外し、汗水を防ぐような管理が必要でもある)

・伸縮するがゆえに、耐久性がある
(綿やポリエステル繊維だと弾性が乏しいため、繰り返す着脱により切れやすくなる素材と考えられる)

などであり、使用のしやすさにおいて適しているためだと考えられます。

写真上:アンタロンゴム(俗称:シリコンゴム、ゴムテグス)
写真下:オペロンゴム

このような紐素材が、一般的に天然石ブレスレット作りに使用されています。

このコラムでは、この2種の紐素材のそれぞれのメリット・デメリットを、パスクルはどちらを使用しているのか、その理由や経緯などをご紹介いたします。

アンタロンゴム(シリコンゴム・ゴムテグス)とは?

アンタロンゴム

アンタロンゴムとはよく使用されている伸縮性のある、透明のゴム紐のような素材です。

《アンタロンゴムの性質》
〇 素材:ポリウレタン、アクリル樹脂製
◎ 色:無色透明
◎ 形状:丸い断面、太さは多種有
〇 弾性:硬め

《メリット》
・無色なので、特に水晶などの石に透ける影響が無い ※写真参考
・繊維質ではないので、長く使用しても紐がささくれるなどの劣化をしない
・透明で断面が丸いため、レンズ様の効果があり石自体がよりきれいに見える

《デメリット》
・オペロンゴムに対して弾性が乏しいため、単純な結び方しかできない
・結び目が大きくなる
・表面がツルツルで紐の滑りが良いので、万が一切れた時に石が散らばる

オペロンゴムとは?

オペロンゴム

《オペロンゴムの性質》
〇 素材:ポリウレタン
△ 色:透明色でも、極細繊維が束状になっているので、白く目視される ※上:写真参考
◎ 形状:細く、平たい
〇 弾性:軟らかめ

《メリット》
・伸縮性があるので、結び目が小さく仕上がる
・複雑な結び方ができる
・紐が繊維質で、石穴に引っかかりが良いため切れた時に石が散らばりにくい
・石の穴サイズに合わせて、複数本の使用ができる
・あえて色の紐を使うと、色が透けて可愛い ※下:写真参考

カラーオペロン

《デメリット》
・長い間の使用で、繊維がささくれてくる ※下:写真参考
・繊維質なので、長期間の使用で汚れがとどまりやすく、黄ばむ
・カラーの紐の場合、石が染まることがある
・カラーの紐の場合、紐の色が退色してくる

長期使用したオペロン

パスクルの商品作りには

実は・・・
当初は、弊社もオペロンゴムのみを使用しておりました。
なぜなら、上記に説明させていただいたように、2つの素材に優劣はつけにくく、一般的にはオペロンゴム採用の方がやや多いからです。

しかし、現在ではアンタロンゴムかオペロンゴムのいずれかをお選びいただけるようにしております。
それは、検証を繰り返した結果アンタロンゴムに多くのメリットがあることがわかったからです。

その理由とは・・・
1.石の美しさが増す

2つのゴム水晶にて比較

上:アンタロンゴムを使用
下:オペロンゴム(透明色)を使用

オペロンゴムは極細繊維を束状にしており、透明色であっても白く目視できてしまい、特に水晶にはその影響が出てしまいます。
それに対して、アンタロンゴムは透明の筒状であるため、特に水晶などの透明感のある石をきれいに見せてくれる効果があります。

さらに長期間の使用により、黄ばみが強くなってきますので、ブレスレットの見た目に影響してきます。

2.変色しにくい

服部さんのブレスレット

(アンタロンゴム:着用3年目のブレスレット参考写真
アンタロンゴムは、使用期間・使用方法によって変色してくることはありますが、真っ白に目視できるほどは変色しません。

3.結び目がほどけない

修理に来る状態

アンタロンゴム:修理依頼の状態

アンタロンゴムは、どうしても結び目が大きくなってしまうので、複雑な結び方ができません。
そのため、開業当初はアンタロンゴムを使用すると、すぐに結び目がほどけてしまうのでは無いかと懸念しておりました。

一般的に石ビーズの穴のサイズは0.8mm前後が多く、弊社では0.6㎜~1.0㎜のゴム紐を穴に合わせて使い分けます。
最後に3度の固結びをし、ボンドを塗布して完全に見えないよう石の穴に入れます。(上下:写真参考)
どこに結び目があるのかわかりません。

上の写真はよくある修理状態写真なのですが、結び目を穴より抜き取るのには相当の力が必要で最悪の場合は抜き取ることができず、よく接着しています。

これはつまり、穴サイズに合わせて紐の太さを選んでいることと、それによりデメリットであった大きな結び目と石の穴がぴったりと適合しているということです。
何年間使用しても、驚く程にそのまま接着しているのです!
(下:写真参考)

水晶に入っている結び目

このような理由で、現在はアンタロンゴムを主に使用しております。

最後に・・・

いかがでしたでしょうか?
今回は、パスクルの隠れたこだわりとして、ブレスレット作りの素材についてご紹介いたしました。
前述にもありましたが、双方の素材に本当に優劣はつけがたいのですが、さまざまな検証の結果、現在はパスクルとしてはアンタロンゴムをおすすめしております。

定期的にメンテナンスしながら、石との長いお付き合いを。
この度、パスクルはアフターサービスの更なる向上を目指し、今までのゴム交換保証の内容を変更致しました!

商品到着日より有効期限はなく、1年間2回までのゴム交換代を無料でお承り致します!
(その際の往復送料はご負担をお願いしております。)

私たちに寄り添ってくれる石達。
末永くご愛用いただけますように・・・

関連するおすすめ商品一覧をみる

POPULAR人気の記事

NEW RELEASE新着の記事

-新着の商品-

POPULAR人気の記事

NEW RELEASE新着の記事