瑪瑙アクセサリーで光る個性。自分だけの模様をさがして
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人類の歴史のなかで、広く長く愛されてきた瑪瑙。
その最大の魅力は、世界に唯一無二の模様です。
本記事では、瑪瑙の詳細とおすすめのアクセサリーを紹介します。
瑪瑙(めのう)とは
英名はAgate(アゲート)。石英の一種で、水晶やカルセドニーの仲間です。日本を含め、世界各地で産出します。
実は、人類とのつきあいが非常に長い石。石器の材料に始まり、古代には宝飾品にも加工されるようになりました。
現代に至るまで、世界に広く流通する瑪瑙たち。愛される理由は、その特徴的な模様にあります。
模様はどうやって生まれる?
瑪瑙は主に、岩石の割れ目で生まれます。地下水に溶けたシリカが隙間に入って沈殿し、層になって形成されるのです。
このとき、別の成分が一緒に沈殿することがあります。これが瑪瑙の模様のもと。
地熱などの影響で色を変え、世界にひとつの個性的な模様を作り出すのです。
名前の由来は、なんと「脳みそ」?
模様のもとになる層は、ケーキやクレープのように均一にはなりません。
そのため、原石はときにウネウネと波打ち、なかにはコブのように見えるものも。
この不思議な姿が、「瑪瑙」という名の由来になりました。
実は、「めのう」は最初は「馬脳」と書いたのだとか。理由は、原石が馬の脳のように見えたから。
その字がのちに変えられて、今の「瑪瑙」になりました。
瑪瑙という石の見た目の面白さを象徴するエピソードです。
パワーストーンとしての瑪瑙
色々な成分が重なり合って、独特の姿に成長する瑪瑙。そのため、共有や集合の意味をもつといわれます。
この共有や集合とは、他人との絆を深めるためのもの。人間関係を良好にする、コミュニケーションのお守りにおすすめです。
絵画のような色彩を楽しむ
天然石の世界では、瑪瑙の模様が何に見えるかによって呼び名が変わります。
苔(Moss)に見えるなら「苔瑪瑙(モスアゲート)」、羽毛(Plume)に見えるなら「羽毛瑪瑙(プルームアゲート)」というように。
そして、マダガスカル産の瑪瑙の模様は、まるで舞い散る桜の花のよう。そこから「桜瑪瑙(チェリーブロッサムアゲート)」という呼び名が付きました。
日本人なら誰もが知る春の風景。その一瞬を描き出したような、桜瑪瑙のアクセサリーを紹介します。
ブレスレット
明るい地色のストーンに、舞い踊る小さな桜模様。多彩なビーズの組み合わせが、世界にひとつの個性を演出します。かわいらしく、そして華やかに手首を彩るアイテム。
ペンダントトップ
大ぶりの桜瑪瑙ルースを贅沢に使ったペンダントトップ。その姿は、まるで風に舞う桜を描いた絵画のようです。季節を選ばず胸元に春を呼ぶ、心温まるアイテム。
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20,100
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20,100
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19,100
縞模様を楽しむ
一般的によく知られる瑪瑙の姿は、単色の地色に縞模様。
パワーストーンとしてもお馴染みの、代表的な瑪瑙たちを紹介します。
天眼石
英名はアイ・アゲート(Eye Agate)。
古来、目玉模様は邪な視線を避けるとされてきました。そこから、この石には魔除け・厄除けの力があるといわれます。
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6,300
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14,000
サードオニキス
和名は紅縞瑪瑙(べにしまめのう)。
古代から装飾品として人気があり、カメオなどが作られていました。
同じ模様が存在しないことから、「個」(一人ひとりと結ぶ縁)を大切にする石だとされています。
ブルーレースアゲート
和名は空色縞瑪瑙(そらいろしまめのう)。
名前のとおり、淡いブルーの地色に、レースのような縞模様が見られます。
やさしい雰囲気をもつことから、癒しの力があるとも伝えられる石。
おわりに
ユニークで多彩な模様が見る人を楽しませる瑪瑙。
色のバリエーションも豊富で、コレクションしてその日の気分で選ぶのもいいでしょう。
好みの瑪瑙を見つけたら、それは一期一会の貴重な出会い。
あなただけの個性を描く、お気に入りの模様を探してみてください。
天然石・パワーストーンブランド Pascle
パスクルは、天然石やパワーストーンの歴史・文化・魅力を届けるブランドです。「一期一会の飾るで彩りを」をコンセプトに、天然石の個性をさまざまな形で伝えるべく、価値ある情報を発信しています。