もしかして偽物?パワーストーンの見分け方のウソ・本当

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パワーストーンには偽物も多いといわれています。
せっかく手に入れたパワーストーンが実は別物だったら…とても残念な気持ちになります。

当店でも、商品について「本当に本物?」「~だから偽物なのでは?」というお客さまの感想が寄せられたことがあります。

パワーストーン市場のなかには、天然石の表示を偽って人工石やよく似た別の石を販売している業者もあるようなので、お客さまが心配される気持ちはよくわかります。

そこでこのコラムでは、巷にあふれるパワーストーンの見分け方のウワサを検証し、“本物”“偽物”についてのパスクルの考えをお伝えしたいと思います!

天然石の見分け方についてのウワサ

偽物の天然石を見分ける方法については、ネット上でも数多くの情報が飛び交っています。
はたしてそれらのウワサは本当なのでしょうか?

ウワサ1 天然石全般
~さわって冷たいと本物、温かいと偽物~


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結論は…×

触れたときの温度の感覚の違いは熱伝導率の違いによるものです。
水晶とガラスの見分けにはある程度有効ですが、熱伝導率は石の種類によって異なり、室温等の条件で感じ方が変わるので一概にいえません。

ウワサ2 水晶
~直線の上に置いて二重に見えなかったら偽物~


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結論は…×

水晶は光が中に入るとニ方向に分かれて進む(複屈折性)ために、線が二重に見えることがあります。
ただし、二重に見える角度は限られており、小さい玉ではほとんど判別できないので、二重に見えなければ偽物というわけではありません。

パスクルのクリスタル(本水晶)鑑別書について



ウワサ3 ラピスラズリ
~布で強くこすって色がついたら偽物~


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結論は…×

色の悪い石や他の石を染色加工したラピスラズリもありますが、ラピスラズリは硬度が低いので、天然のものであってもこすった時に色がつく場合があります。
染色のものはネイルリムーバーでも色落ちしますが、石がダメージを受けるのでご注意ください。

パスクルのラピスラズリ鑑別書について



ウワサ4 モリオン
~光をあてたときに透けたら偽物~


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結論は…×

モリオンは黒々としたものが上質とされます。しかし天然ではわずかに透ける部分があるのは珍しくなく、逆に放射線処理されたものは真っ黒であることが多いです。
モリオンはケアンゴーム、スモーキークォーツより濃い黒色とされますが、はっきりした線引きがありません。

パスクルのモリオン鑑別書について



ウワサ5 ブラックルチルクォーツ
~光を当てても針が真っ黒で輝きがないのものは偽物~


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結論は…〇

ブラックトルマリンインクォーツがブラックルチルクォーツとして販売されていることは多いですが、ブラックルチルの針は金属性なのでは強い光を当てると金属光沢がみられます。
また、針は真っ黒というより濃いブラウンで、光に透かすと赤茶色に見えることがあります。

パスクルのブラックルチルクォーツ鑑別書について



このように、まことしやかにいわれている見分け方に関する情報は不確かなものも多いようです。
せっかく手に入れたパワーストーンなのに、こうしたあいまいな情報を鵜呑みにして偽物だと思い込んでしまうのは、持ち主にとっても石にとっても良くないですよね?

また、素材によっては「本物は偽物より重い」ということもいわれていますが、このような感覚的な見分けは、普段から本物の石に触れ慣れている人でさえ正確に判別することは難しいものです。
真の石の性質を知るためには、やはり鑑別機関で科学的な分析をしてもらうことが必要です。


そもそも「本物」の石って何?

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パワーストーンを手に入れる時、誰もが本物の石であることを求めていると思います。
でも、本物のパワーストーンとは何でしょうか?

パワーストーンとして市場に流通している石のなかには、天然石と人工石があります。

どこまでが天然石か

天然石といえば、自然のままの無加工の石を想像しますよね。
ですが、強度を高めるため樹脂を浸み込ませたり、加熱して色味を調整したものも実は天然石とされているのです。

石が持つ性質を引き出したり、強度を高めるこうした加工が施された石は、石本来の資質が引き立てられただけということで鑑別機関でも天然の石として認定されます。
処理内容も併記されますが処理の有無が証明できないものもあります。

人工石について

一方、「人工石」には大きく分けて合成石・人造石・模造石の3種類があります。

合成石…人の手で作り出した石のうち、天然石と同じ成分・組成・構造をもっているもの。
例)合成サファイアなど

人造石…科学的に合成され、天然では存在しない成分や結晶構造を持っている石。
例)テラヘルツ(人造シリコン)など

模造石…ガラスやプラスチックなどを使って、見た目だけ天然石に似せて作られたもの。
例)プラスチックのアンバーなど


本物の定義とは

では、パワーストーンが本物といえるラインはどこでしょうか?

全くの無加工の石だけが本物だとすると、ほとんどのターコイズは偽物になってしまいます。
なぜなら、ターコイズはとてももろく宝石店の高価な石でさえ耐久性を高めるために薬品や樹脂を使った処理が施されているからです。

自然のなかで採掘された石でも、熱を加えて色を変えたら偽物になるのでしょうか?
人の手で作ったものでも天然石と全く同じ成分・構造を持っていたら本物でしょうか? 

人によってそれぞれとらえ方は違うと思います。
つまりパワーストーンは、一概に本物・偽物がはっきりわけられるものではありません。
自分自身がどこまでを本物とみなすか、自分なりの基準を決めることが大切といえるでしょう。

ただし、故意に石の名前が偽られていたり、人工石が天然石として販売されているといった場合は、表示に嘘がある明らかな偽物と考えられます。



天然で生まれた完全無処理の石 カット・研磨以外の加工処理が施されていない石
強度・美しさを補強した石 含侵処理(スタビライズド加工)やワックスコーティングなどで耐久性を高めたり、つやを出すなどの処理を施した石
環境を再現し色変化した石 加熱・放射線照射などによって、石がもともと持っている性質を引き出す環境を用意し、色などを変化させる処理を施した石
石が持たない色を施した石 染料を石に浸み込ませたり、コーティングしたり(蒸着)、漂白・脱色させるなどして本来とは異なる色になる処理を施した石


合成石 人工的に作られた石のうち、同種の天然石と同じ成分・組成・構造を持つもの
人造石 見た目や特性などが天然石と似ているが自然界には存在しない成分・構造をもっているもの
模造石 天然石の見た目や質感を真似て作られたが、成分・構造が全く異なるもの

人工石のパワーストーンにも効果はある?

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人の手で作られた石にもパワーがあるかどうかは難しい問題です。
成分や構造が天然石と全く同じ「合成石」については性質的に天然のパワーストーンとそう変わらない力を持っていると考えられます。

逆に、天然のパワーストーンでも偽物に違いないと思いこんでいたら、お守りとしての効果を感じることはできないでしょう。

おわりに

繰り返しになりますが、パワーストーンは一概に本物か偽物かというのははっきりと線引きできません。
また、人工石かどうか、加工処理が行われているかどうかを、見た目や感覚で見分けることも容易ではありません。

パスクルでは鑑別機関に依頼して販売する石の鑑別をとり、その鑑別書のデータを公開しています。

なにをもって本物と考えるかは一人一人基準が違いますので、取り扱っている石についてできるだけ多くの情報を偽りなく表示することで、お客様自身に知ってもらい、判断していただくことが大切だと考えているからです。

石の鑑別結果や品質などについて疑問があればぜひご遠慮なくお尋ねください。
より詳しい情報を望まれる場合は依頼された石を新たに鑑別に出すこともできます。

パスクルの石の鑑別結果についてはこちらをご覧ください。

パスクルの鑑別書一覧



                      

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