取扱い注意!弱点ある意外なパワーストーンたち
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パワーストーンの中で、取扱い注意の石たちがあるのをご存じでしょうか?
石といえば、硬そうで強そうな印象なのですが。。。
今回は取扱いに注意が必要なパワーストーンを、弱点別にご紹介いたします。
衝撃に注意するストーン
外からの衝撃に弱い
人工的にクラック(ヒビ)が施してある石は、外部からの衝撃にとても弱いです。
なにかのきっかけでぶつけてしまうと、割れてしまうことがあります。
人工的にクラック(ヒビ)を入れた クラック水晶
高級感がありキラキラ輝くとても美しい石ではありますが、取扱いは慎重にしましょう。
擦れに弱い
硬度が低い石は、ぶつかったり擦れたりすると、変形したり欠けたりすることがあります。
アラゴナイトのモース硬度は"4"
穴回りは特に、加工段階での欠け・擦れが見られますので、不良品と間違われることがありますが、石の特性上仕方ない場合もあるようです。
水に注意するストーン
水に溶ける石
水に弱い石は汚れたときも水洗いは厳禁です。
汚れた場合は乾いた布でやさしく拭いてください。
水に溶けやすい性質を持つ エンジェライト
水に濡れた状態で長時間放置しておくと、色がなくなったり溶けたりします。
汗(塩水)に弱い
汗(塩水)に弱い石もあります。
鉄分を多く含む石(パイライト)は錆びてきてしまい、酸に弱い石 (コーラル)は溶けてしまいます。
「パイライト」は金属に近い性質
水に溶けるということは硬度が低いので、衝撃にも弱いので注意が必要ですね。
熱に注意するストーン
高温に弱い
高温により樹脂コーティングされている石は樹脂が溶け出す可能性があります。
樹脂コーティングが施された ラピスラズリ
そのため、浄化などされる場合は太陽光などにも十分に気を付ける必要があります。
太陽光に弱い
色のあるクォーツ系は褪色の可能性があります。
しかし日常生活で、太陽光や紫外線が当たる分には問題ありません。
保管するときは直接太陽光が当たらないように、保管ケースにしまうなど工夫しましょう。
湿度に注意するストーン
乾燥に弱い
ターコイズは乾燥に弱いため、ヒビが入ったり変質する場合もあります。
独特の色模様を持つ人気石 ターコイズ
普段の取り扱いでそこまで敏感になる必要はありませんが、エアコンやストーブの近く、直射日光が当たる場所等での保管は避けましょう。
水分を含む天然石
オパールは鉱物の中では珍しく、水分が含まれている鉱物です。
そのため、高温や乾燥に気を付けなければなりません。
游色効果を持たない ピンクオパール
オパールの原石は、水中保管されている状態で販売されているものもあります。
天然石ビーズに加工されているオパールは、水に付けるなどの対応は必要ありませんが、ターコイズ同様の対策が有効です。
エアコンやストーブの近くは避け、袋やケースに入れて保管するなどの対策をしておくと安心です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
石は強そうに感じますが、実際はいろいろな弱点を持ったパワーストーンが多いのです。
石それぞれの特徴をしっかり頭に入れて、石にストレスがかからないように取り扱いに注意しながら、パワーストーンを楽しみたいですね♪
天然石・パワーストーンブランド Pascle
パスクルは、天然石やパワーストーンの歴史・文化・魅力を届けるブランドです。「一期一会の飾るで彩りを」をコンセプトに、天然石の個性をさまざまな形で伝えるべく、価値ある情報を発信しています。