プレナイトってどんな石?
ぶどうのような原石
マスカットのようなプレナイトは、和名もそのままで「ぶどう石」と言います。これはこの鉱物が、「ぶどうの房」のように見える原石で産出されることがあったためです。稀に「プレナイトの原石」として販売されているものに、本当にぶどうの皮を剥いたような形状、色をした原石も見られます。
しかしこのような形状のものは少なく、ビーズなどに加工されているプレナイトのほとんどは塊状の原石から作られています。
プレナイトのビーズは、淡いグリーンカラーで若干の透明感が見られます。数あるパワーストーンの中でも「ラベンダーアメジスト」や「ローズクォーツ」など、ほんのりと淡いカラーの石はかなり人気があり、プレナイトもそれらの石と組み合わせやすい所が人気のポイントでもあります。
プレナイトに伝わる意味
「考える」力を授ける
緑色の石は、癒しの意味が伝わることが多いのですが、プレナイトはそれらとは少し異なります。思考力・判断力を高めることで「物事の本質」を見抜く力になってくれる。また「努力・根気」を高めるとも言われているのです。
夢や目標がある人にとって、それを実現するためには「そこへ到達するまでに必要なもの」を考える必要があります。プレナイトはそういった継続や努力が必要な「何かのために考える」という過程に力を貸してくれると期待されているのです。
「向上心や夢がある。」といった人には、それらを実現していくための「お守り」としてピッタリのパワーストーンだと言えます。
プレナイトの歴史・言い伝え
プレナイトは、発見者でもあるオランダの軍人「プレーン大佐」に因んで名づけられました。プレーン大佐は鉱物収集の趣味があったようで、1788年にこの鉱物を発見しました。その後1790年にドイツの地質学者ウェルナーの研究によって、新種の鉱物だと判明したのです。
鉱物名には、発見者などの人名が由来していることが多いのですが、一説ではこのプレナイトが最初だとも言われています。
こんなプレゼントにおすすめ
仕事運のお守りに
プレナイトは「物事の本質を見抜く」力になってくれると言われています。
出世願望がある方や、実業家の方にお仕事がうまく行くように願って贈るのがオススメです。
プレナイトのカラー・種類
プレナイトは、淡いグリーンカラーをしています。
透明感も見られる優しい雰囲気が魅力です。
プレナイトの産地
プレナイトはアフリカ、オーストラリアなどから産出されます。
取り扱い・お手入れについて
プレナイトは紫外線により退色の恐れがあります。普段のお出掛けなどで身に付けられる分には問題ないですが、保管時などは太陽光が直接当たらない場所にしましょう。また水、汗に弱いわけではありませんが使用後や流水で洗う場合には、水分をしっかりと拭き取るようにしてください。