ガーデンクォーツの特徴や意味、歴史などを調べられます。

ガーデンクォーツってどんな石？

自然が作り出した小さな箱庭

ガーデンクォーツは和名を「庭園水晶」といい、水晶の中に自然の風景が閉じ込められたように見えるストーンです。
これは、水晶が生成される過程で異なる鉱物と混ざり合ったことによるもので、一粒一粒がそれぞれ異なる世界を見せてくれます。

一般的に流通している物の多くは、緑色のクローライト（緑泥石）を内包したタイプですが、 トルマリンや角閃石などの色々な鉱物を含むものもあり、内包物の種類によって赤・ピンク・茶色・灰色などのカラーもみられます。

ガーデンクォーツは以前は一部の石愛好家が好む「知る人ぞ知る」石でしたが、開運のお守りとして注目され、近年人気が急上昇中です。とくに風水が盛んな中国では、商売が繁盛し仕事運が向上する縁起の良い石として非常に親しまれています。

ガーデンクォーツに伝わる意味

財運をとりこむ石

水晶の中にほかの鉱物を取り込んで生まれたガーデンクォーツには、財産をしっかり溜め込むパワーがあるとされ、風水では「正財運（仕事の収入に関わる運）」や「蓄財運（お金を貯めることができる運）」をアップさせるストーンとして知られています。
大地のエネルギーを豊富に取り込んでいるところから「地に足のついた」経済感覚をもたらすとされており、持ち主がコツコツと財産を築いていくのを助けます。

また、まるで森林浴をしているかのように、持つ人の心に深い安らぎを与え、健康・長寿をもたらすともいわれています。

こんなプレゼントにおすすめ

金運・仕事アップのお守りに

ガーデンクォーツは財産をよびこみビジネスの成功をもたらすとされており、とくに特に経営にかかわる人の商売繁盛のお守りとして人気があります。

とくに土地に関係がある事柄に効果を発揮すると言われており、不動産や、土木、造園などの仕事にかかわる人との相性がよいといわれています。

ガーデンクォーツのカラー・種類

透明なクリスタルのなかに緑色の内包物がみられるものが最も一般的です。

しかしベースの水晶部分がスモーキークォーツやシトリンであったり、内包物に茶・赤・ピンク・灰色の鉱物が含まれるなど、様々な個性をもったものがあります。

ガーデンクォーツの産地

主な産地はブラジルです。他にも中国、アメリカなどでも採掘されています。

取り扱い・お手入れについて

ガーデンクォーツは紫外線や水に強い石です。汚れが目立ってきた際には水洗いなども良いですが、しっかりと水分を拭き取って自然乾燥してあげましょう。