
パワーストーンでも大人気!世界三大宝石の雑学
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キラキラとした輝きで、人々を魅了する宝石たち。
宝石の代表格といえば、まず浮かぶのは、やはりダイヤモンドでしょう。
しかし、主に無色透明のダイヤモンドに対し、鮮やかな色もあわせて人気を誇る宝石があります。
それは、青・赤・緑の宝石を代表し、「世界三大宝石」とも呼ばれるサファイア、ルビー、エメラルド。
その人気は、宝石のような輝きをもたないパワーストーンの世界でも決して衰えません。
今回はサファイア、ルビー、エメラルドの三大宝石雑学を紹介します。
サファイアとルビーは仲間
サファイアもルビーもコランダムといわれる鉱物です。
鉱物自体は同じですが、含まれる不純物イオンによって色味が異なります。
コランダムの中で赤色のものをルビー。
ルビー以外のその他の色はサファイアと呼ばれています。
サファイア

サファイアは青色だけではありません。
実はサファイアには、無色透明をしたカラーレスサファイア、紫色をしたバイオレットサファイア、緑色をしたグリーンサファイア、黄色のイエローサファイア、オレンジ色をしたオレンジサファイア、ピンク色をしたピンクサファイア、ピンク色とオレンジ色の間の色をしたパパラチアサファイアが存在するのです。
サファイアの前に色の名前が付かない場合は、もっともポピュラーなブルーカラーのものを指しています。
ルビー

前述のとおり、ほとんどの色のコランダムはサファイアとなるため、ルビーは大変希少価値が高いのです。
ただし、パワーストーンの世界では、宝石ほど厳密に色分けされることは、あまり多くありません。そのため、ルビーとして流通しているものでも、正式な鑑別ではピンクサファイア、あるいはパープルサファイアとなることがあります。
エメラルドにも仲間がいる・・・!?

ルビーとサファイアは、同じ鉱物の色違い。
それでは、きれいなグリーンカラーのエメラルドはどうなのでしょうか。
エメラルドは、べリル(緑柱石)という鉱物の一種です。
緑柱石という和名ですが、実は、こちらもグリーンだけの鉱物ではありません。
クロムやバナジウムを含むことで、緑色に発色したベリルがエメラルドと呼ばれます。
そして、それとは異なる成分を含むことで、緑とは違う色になるベリルがあるのです。
三大宝石とまではいかなくても、人気のある石が多いベリル。
ルビーとサファイアのように、エメラルドの色違いともいえる仲間の石を紹介します。
アクアマリン

アクアマリンはご存じの方も多いのではないでしょうか?
べリルに鉄を含むとアクアマリンの淡青~青に発色します。
モルガナイト

べリルにマンガンを含むとモルガナイトの淡赤に発色します。
このように、エメラルドには無色、淡赤~赤、淡青~濃青、黄~黄緑などさまざまな色違いの仲間が存在するのです。
よく耳にするアクアマリンとエメラルドが同じ鉱物だということには驚きですよね。
同じベリルの仲間ですが、市場価格は大きく異なります。
その理由は、天然で強い緑色に発色する石が少なく、エメラルドが希少なものとして扱われているからです。
お好みの石をチョイスして!いろいろ楽しめるのがパワーストーンの良さ
宝石のサファイアやルビー、エメラルドを購入しようとしても、なかなか気軽に買える金額ではありませんよね。
目の飛び出そうな高価なものもあります。
自分の好きな石を、お手頃な価格で楽しむことができるのはパワーストーンの良さのひとつです。
今回紹介した三大宝石を組み合わせたブレスレットもぜひご覧ください。
ブラックスピネルとの組み合わせでクールな印象に。
すべて同じ石のシンプルなブレスレット。
好みの色や、好きな石を組み合わせたブレスレット。
パワーストーンの楽しみ方はさまざまです。

ぜひお好みの石をチョイスして自分だけのブレスレットを作ってみてください。

天然石・パワーストーンブランド Pascle
パスクルは、天然石やパワーストーンの歴史・文化・魅力を届けるブランドです。「一期一会の飾るで彩りを」をコンセプトに、天然石の個性をさまざまな形で伝えるべく、価値ある情報を発信しています。