クリスタル（本水晶）の特徴や意味、歴史などを調べられます。

クリスタル（本水晶）ってどんな石？

無色で神秘的な結晶

地殻から産出される最も代表的な鉱物が水晶。
透明度が少ないものを「石英（クォーツ）」、透明度が高いものを「水晶（ロッククリスタル）」と呼びます。

含まれる鉱物によって様々な色へ変色する為、紫色のアメジストやピンク色のローズクォーツなどを初め、様々な変種が存在します。

クリスタル（本水晶）に伝わる意味

パワーストーンは「水晶に始まり水晶に終わる」

数あるパワーストーンの中でも水晶の人気は不動だと言われるほど、初心者から知識が豊富な方まで愛用している石です。

水晶には「開運、浄化、魔除け、心願成就」などの意味があると言われ、幅広い意味でのお守りとして用いられています。

「パワーストーンを初めて持ってみたい」という方には水晶がオススメです。

クリスタル（本水晶）の歴史・言い伝え

クリスタルの語源はギリシャ語の「透き通る氷（クリスタロス）」が由来だと言われています。

世界中で多くの言い伝えが

古代において水晶は、別名「水精」とも呼ばれており、神によって作られた溶けない氷で特殊なパワーを秘めていると信じられていました。

他にも古代エジプトでファラオの王冠に使われていたり、アトランティス大陸の伝説に登場したりと、様々な場所で用いられていた伝説が残っています。

このように水晶は、世界中で人々と生活を共にしてきました。

・神聖な場所では、祈祷や儀式で。
・装飾品や通貨として。

誰が見ても感じられる、この「神秘的な印象」により様々な願いをかなえるお守りとして、魔除けや厄除けから健康を願い治療にも用いられていたそうです。

こんなプレゼントにおすすめ

定番はやっぱり誕生日プレゼント

「4月の誕生石」なので4月生まれの方への誕生日プレゼントにピッタリ。
他のカラーのパワーストーンと組み合わせて、お守り兼アクセサリーとしてもオススメです。

パワーストーンにこだわりのない方にも

無色透明な水晶は、万能ストーンと言われますが、他の石と比べると、逆にこれといって特化したものもありません。ざっくりと「開運」と願ってみてプレゼントするのも良いかもしれませんね。

クリスタル（本水晶）のカラー・種類

水晶は無色透明です。
中に含まれる成分によって「色付き水晶」となることがありますが、それらは「アメジスト」や「スモーキークォーツ」など別の石として扱われています。

クリスタル（本水晶）との組み合わせがオススメの石

水晶（クリスタル）×真珠（パール）
アクセサリー等で根強い人気の真珠との組み合わせは、上品で女性らしいデザインに最適です。
サブに他のカラーのストーンを使うと、簡単に自分好みの可愛いアクセサリーになります。

水晶（クリスタル）×スモーキークォーツ
水晶と同じグループである「スモーキークォーツ」との組み合わせ。
派手すぎず男性的な印象のあるアクセサリーに仕上がります。

クリスタル（本水晶）の産地

水晶は世界各地で産出されています。産地として最も知られているのはブラジルで、なかでも「ミナス・ジュライス州」は非常に大規模な水晶の産地として有名です。
また、パワースポットとしても知られる「ヒマラヤ」。このヒマラヤ山脈で採れる「ヒマラヤ水晶」はとてもパワーが強いとされています。

取り扱い・お手入れについて

水晶が初心者の方にもオススメな理由は、「お手入れが簡単」だということです。他の石は水分・塩分・日光などに弱いものが存在しますが、水晶はそのいずれからも強く、とても扱いやすいパワーストーンです。定期的に気になる汚れなどを拭き取ってあげるだけで、長く付き合っていけることと思います。